夏のゴルフは天気も良く、最高ですよね!とても暑いのでハーフパンツやスカートなど涼しいウェアを着てやりたいですよね!しかし肌の露出が増えてくると、ゴルフ場に潜む危ない奴らにかまれる危険があります。ゴルフ場ではいろんな虫に遭遇しますが、私の経験からすると一番気をつけなければいけないのは『ブヨ』です。「虫除けをつけとけば大丈夫」という声を聞きますが、それではまず強敵ブヨに食いちぎられます。注意すべきことがあるのでご紹介します。
ゴルフを始めた頃、何も知らず、真夏。
山梨県のゴルフ場、早朝スルー、ハーフパンツでいき
ゴルフ場のスタッフの方に「いや〜その格好だとヤバいかもしれませんね〜」と
???何???
始まって30分もしないうちに膝から下が血がだらけに。
10〜20箇所はやられてました。
こんな経験をしないよう、ブヨの特徴を理解し、出来る限りかまれず夏ゴルフを楽しみましょう。
ブヨの特徴
ブヨとはハエ目・ブユ科に属する昆虫の総称。正式名称は『ブユ』
関東ではブヨ、関西ではブトと呼ぶ傾向にあり、正式名称で呼ばれにくい昆虫でもあります。
生息地
- 地域
北から南へとほぼ全国的に生息 - 場所
綺麗な清流周辺
基本的には小川や渓流など綺麗な水が流れている場所に生息しています。都市部にも河川はありますが、水質が悪いのであまりブヨはいません。迷惑な虫ですが水辺の水質が分かる面もあります。 - 時期
3月~10月。初春から秋にかけて見る事が出来る
ゴルフ場で顔の周りに何度払っても飛んでくる小さな虫がいますよね?ブヨと大きさも同じくらいでブヨっぽいですが、あれはブヨではありません。あれは『クロメマトイ』(正式名称:ヒゲブトコバエ)ハエの一種。体長は3mm前後。吸血はしませんが、目の中にある涙の塩分やたんぱく質を舐めにくる。目に入ると、東洋眼虫という目の病気になってしまうこともあるそうです。人、犬、猫に眼虫症を引き起こす寄生性線虫です。クロメマトイが目に近づいてきたら絶対、目に入らないようにしてください。もし入ってしまったら水でよく洗う。ハッカ油が有効です。
ブヨは蚊よりも小さいです。そして姿はハエに似ていますが、体長はハエよりもさらに小さい(4分の1程度)のが特徴。本当に小さいです。アブやハチなどは、体が大きいので羽音がブ〜んと特徴的、ヤバいのがよってきたと、逃げたりできますがブヨは
小さいので羽音の気配もないですし、とまった事にも気づきにくい。そして吸血時に麻酔成分の毒素を注入するのでかまれても痛くないので気づきにくい
=気づいた時には既に流血してます。
- 集団で活動する
アブとの違いの一つとして、アブは吸血時に単独で襲い掛かりますが、ブヨは集団で活動、何箇所もかまれる。 - 蚊のように刺して吸血するのではなく、メスのみ皮膚を裂いて出た、血を吸う(産卵時のみ)
- 昼行性である
- 涼しい朝夕に活動する傾向にある
気温が上がる、暑い日中はかまれた事はありません。 - ブヨは暗い所を好み、ブラックやネイビーなどの濃い色の服に寄ってくる習性がある為、ホワイトやイエローなどの明るい色の服を着てブヨを寄せつけないことも大切
早朝、ゴルフ場の芝に潜んでおり、地面から湧き出るように突然大群で押し寄せ、日が昇ると急にいなくなり、日没時に再び現れます。
ブヨの吸血活動には、照度と湿度が深く関係していると考えられ、夏でも涼しい日や曇り、小雨の日など、あまり気温が高くないときは一日中飛び回っていることがあるので注意が必要です。
かゆい!痛い!腫れる!熱が出る!ブヨ
ブヨの症状
皮膚をかみちぎって吸血するので
かまれると赤い出血点や血が出ます。
吸血の際に唾液腺から麻酔のような物質(毒素)を注入する為、吸血直後はそれほどかゆみを感じなくても翌日以降に症状が出ることがあります。、蚊とは違い皮膚をかじり、流れ出た血を吸います。この時、皮膚の中に入るブヨの唾液成分は、蚊のものよりも毒性が強く、かまれた所が赤く腫れ上がり激しい痛みや疼痛、発熱などの症状が1~2週間続くことも。体質によってはアレルギー性の強い腫れやかゆみを引き起こし、場合によっては腫れが1ヵ月以上続く事も
とにかく強烈に1〜2週間は痒い
かまれた所を、水で洗い流す。
かまれた所を、指で強く挟んでブヨの毒素を絞り出します。このとき、注射器のような器具「ポイズンリムーバー」があると便利です。この毒素をできるだけ早く、しっかり取り除くことでその後の症状が軽くなります。
応急処置を行ったあとは、患部をしっかり消毒する。
かゆみや腫れが出てきたら保冷剤や氷でかまれた所を冷やします。炎症を抑える為、ステロイド外用剤を使用し、様子をみます。腫れがひどく、かゆみがおさまらない場合は、速やかに病院で受診しましょう。
ブヨにかまれないようにするには…
まずなるべくかまれないようにする為の原則は、
ブヨにかむ場所を与えない=肌の露出をできるだけ減らす事です。
ブヨはおもに芝生に生息して、低空飛行をするのが特徴。
蚊は、人の顔や腕や上半身をよく刺しますが、
ブヨは生息の特徴から、ヒザより下をかむ事が圧倒的に多い。
でもおでこや腕もやられた事もありますけどね…
でも夏は長ズボンめちゃくちゃ暑いですよね?
熱中症予防(熱放散)もありますしね
暑いから半ズボンやスカートでやりたいですよね!なので私は膝から下を露出せず、かつ涼しい方法でやっています。
サポーターでなくてもレギンスやタイツなどでも○
夏は足首上の少し長めのハーフソックスに、長めのサーターをつけて、半ズボンでプレーしています。長ズボンより全然涼しいですし、サポーターに圧迫されて足が気持ちいいですよ。
ハイソックス・レギンスでもいいですね!
ゴルフ場のドレスコードは要確認してください。
虫除けつけていてもかまれます!
虫除けは効果があるとは思いますが、
虫除けつけていても、お構いなしにかまれます。
夏のゴルフ、汗もかきますし、虫除けがとれてしまうんでしょうね、プレー前に一回つけたらOKではありません。
こまめにつける事が大切です!
でも使うなら
●「イカリジン」や「ディート」という匂いのきつい成分が入っているものを選ぶのがおすすめ
ブヨなど吸血害虫は人が発する炭酸ガス、温度、湿度、匂いなどを認識して吸血源を感知します。「イカリジン」や「ディート」成分は吸血害虫の感知能力をかく乱し、吸血行動を阻止する効果を持っている。
「イカリジン」
→最近承認された新たな虫除け(2015)、年齢による使用・回数制限がない
「ディート」
→日本でも50年前から使用されている成分。濃度によって年齢制限がある。
●ブヨはハッカの匂いが苦手なので私はハッカ油スプレーをつけてプレーしています
『匂い』がポイントのようです!
●ボディーソープを塗る。(膜ができて匂いもある為)
アロマの虫除けスプレーは比較的、効き目が薄いといわれています。
私の場合
①ハーフソックス+ロングサポーターで露出を減らし、
②ハッカ油スプレーをつける事で
かまれる事は激減しました。(たまーに咬んでくる奴もいますが…)
そして長ズボンより涼しいし、疲れにくい!
ブヨは基本、水の綺麗な自然豊かな場所に生息しているわけですが、何処のゴルフ場にいて、何処にいないという判断は難しいと思います。何処にでもいる可能性はあると思います。超たくさん現れているようなゴルフ場ならば、ゴルフ場に問い合わせれば、教えてくれると思います。
まとめ
- 膝から下が一番危ない。ブヨ避けの原則は「できるだけ肌を露出をしない」
- 今日は涼しいし、ラッキーと思うかもしれませんが、涼しい日、時間帯はブヨは危険
- ブヨは「匂い」が苦手。ハッカ油などをこまめにつける
- ブヨ対策で露出を減らすと暑いんです。ブヨ対策と暑さ対策、どっちを優先?悩ましい所
強敵ブヨですが、できる限りの対策をして
夏のゴルフをおもいっきり楽しみましょう!